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先日、庁内でAI文章校正ツールの2か月間無料体験をスタートさせました。
確認したい文章をAIに読み込ませると、予め設定されたおよそ20項目と照らし合わせ、おかしな点がないかをチェックしてくれる仕組みです。
チェック内容は「日にちと曜日がズレていないか」「一つの文章の文字数が多すぎないか」「漢字に誤変換がないか」「同じ言葉の繰り返しがないか」「二重否定などわかりにくい文章構造になっていないか」などです。
早速試してみて、私がドキッとしたのが「冗長(じょうちょう)な表現」というチェック項目です。
例えば「検査を行う」「検討を行う」などと書いてしまいがちなのですが、これにはそれぞれ「検査する」「検討する」で足りるとの指摘が入り、「これはありがち」と日頃の自分の文章を省みて背中に冷や汗が流れました。
AIを使った校正は、もちろん完璧とは言えず、漢字変換では逆に間違った例示をすることもあります。
ただ、自分の文章の癖に気づけるという点では有効だと感じました。
区では議会や区民向けの様々な書類をいかに読みやすく、わかりやすくするか常に模索し続けています。
長文で書いていたものを箇条書きに改める、対照表にして変更前後の変化を見やすくまとめる、書き出しの位置をルール化するなど、徐々にではありますが進歩も感じます。
読み手となる区民の皆様との距離感を少しでも縮めるための工夫の一端です。
※このメッセージは配信専用となっております。返信いただいても、お問い合わせには回答できませんのであらかじめご了承ください。
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足立区長 近藤 やよい
電話 03-3880-5111
Eメール voice@city.adachi.tokyo.jp
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